CHOCOLATE LIPS

おすすめレコード

グループ名とアルバムタイトルが同じで1984年発売のレコード。ヴォーカルと作詞の藤原美穂が中心で黒人ミュージシャン2人を従えた形のグループです。
活動期間が2年しかなく、あまりメジャーではないかもしれませんが今再燃しているシティポップの波にものって、中古レコードが2万円超えするアルバムレコードです。
2018年にレコードが再発され、私もやっと手に入れました。今日はこのアルバムレコードを紹介します。

グループについて

冒頭で「ヴォーカルと作詞の藤原美穂が中心で黒人ミュージシャン2人を従えた形」と記載しましたが、当時の力関係や有名度で言うと「サックスのジミー・ウィーヴァーを中心に、
ベースのジェームス・ノーウッド、そしてヴォーカルの藤原美穂」と書くのが正しいようです。
当時、生の演奏を聴いたことがありますが、芸能映像ではヴォーカルの女性中心に据えて黒人二人は少し引いて、本当に演奏しているのか不明な感じでノリノリでニヤニヤしながら踊り演奏している構図の配置でした。なので私の印象は黒人二人を従えた印象でした。
もんた&ブラザーズのサポートメンバーだったジミー・ウィーバーがソウルバーで当時学生の藤原美穂のヴォーカルを聴いてスカウトされ、その後メンバーを集めてグループ結成、レコードデビューになったようです。
当時はとても斬新な感じのグループで、日本の芸能界も新しいものを模索していたのではないかと思われます。
しかし活動期間はわずか2年。多分いわゆる大人の事情でグループ維持が出来ず解散となります。ヴォーカルの藤原美穂はその後はコーラスでいろんなミュージシャンのバックにつく仕事を行っていたらしいですがあまり日の目をみてないようです。
※このアルバムではB面2曲目「MIDNIGHT STEP」以外はすべて藤原美穂の作詞です。作詞でも活躍できたのではと思ってしまいます。
残っている作品は今回紹介するアルバム『Chocolate Lips』とこのアルバムにも含まれているシングル「Day Dreamin’」の2枚だけになります。

アルバム内容

アルバムの帯には、“POP FUNK”と書かれています。山下達郎や竹内まりやのような王道シティポップとはちょっと違ったPOPの進化系な感じを受けます。
どちらかと言うと宇多田ヒカルのデビュー曲「AUTOMATIC」に似た感じだと私は思います。
宇多田ヒカルのデビューが1998年。Chocolate Lipsの14年後です。Chocolate Lipsは日本音楽界では早すぎたのかも知れません。今聴くと全く古さを感じないものすごくカッコいいサウンドになっています。
特徴はFUNK MUSICに日本語が乗っかており、また藤原美穂の声がとても可愛らしいコケティッシュな声でリズミカルに歌いこなしているところです。
今は日本語が乗っかているFUNK MUSICも珍しくはないが、多分当時は本物のsoulfunkのファンからは敬遠され、歌謡界からは異端児扱いされていたと思います。

A面5曲B面4曲構成です。A面の5曲の流れがとても良いです。1曲目「SEXY EYES」で強烈なビートと藤原美穂の声を印象付ける。2曲目はシングルカットされた「DAY DREAMIN’」。軽いタッチのPOP MUSICであり、当時の芸能界であればシングルカットするならばこの曲だろうなと想像できる聴きやすい曲です。変わって3曲目はまたしてもビートが効いて声を張り上げた曲「TELL ME WHY」、さらに4曲目グッと落ち着いたバラード「FOOLISH GIRL」。そして5曲目このアルバムのメインイベントと言ってよい「WEEKEND LOVER」。
私はこのレコードを聴く時はA面を通しで聴いてしまいます。
B面が悪い訳では全くなく、変わらぬ日本語FUNK MUSICをご機嫌に聴かせてくれています。

アルバムジャケット

アルバムジャケット表紙、ちょっと奇抜で良いと思いませんか?
何か情報ないか調べてのですが、フォトグラファーとして「Akio Takazakura」とありますが、調べられませんでした。

この1曲

これは迷わずA面4曲目「WEEKEND LOVER」。まずイントロがめちゃくちゃカッコいい。そしてノリが良くコケティッシュなヴォーカル。間奏のサックス。土曜の夜のアバンチュールを想像できる歌詞がビートに乗っかり、たった3分少しの曲ですが素晴らしい出来栄えの曲になっています。
上記の通りできればA面最初から聴いて、5曲目でこの曲に出会って感動してほしいと思います。

ちなみに1984年のオリジナルの中古レコードはとても高価ですが、2018年の再発盤は新譜は4500円なので探したらゲットできると思います。

レコードはいいよ!

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