今回は昭和アイドルレコードです。明菜のファンでなくてもアルバムレコードとして楽しめる内容ですのでご紹介します。
ビターアンドスイート
このレコードは、A面がBitter、B面がSweetをテーマにした曲を揃えた構成になっています。
ジャケットも表がクールに、裏は甘えた感じの顔写真になっています。きちっとこういう構成で作られたのを楽しむのも一つのレコードの楽しさです。
A面のBitterはシングルヒット曲「飾りじゃないのよ涙は」(井上陽水作)から始まり、EPO、飛鳥涼、松岡直也、久保田真琴らが楽曲を提供しています。切れの良い詩/曲の楽曲が並んでいます。
方やB面のSweetは角松敏生、吉田美奈子、神保彰らが楽曲を提供しています。こちらは特に詩がSweet感をしっかり出しています。
中々のメンバーが楽曲提供してしかもテーマから作られており、アイドルのアルバムレコードとは言え楽しめるレコードです。
昭和のアイドルのレコードは大量生産されているため、中古レコードではかなり安く購入できると思いますので、若い方も見つけたら気軽に買って聴いて欲しいと思います。
この1曲
B面Sweet側の1曲目「UNSTEADY LOVE」です。角松敏生の作詞作曲です。タイトル通りの内容の詩ですが曲はアップテンポでノリの良い曲です。
このアンマッチ感のある曲を、なんか拗ねた雰囲気を出しつつ軽く歌いこなしている感じに聞こえる全体感が私は好きです。
今回投稿のきっかけ
今回このレコードを紹介しようと思ったのは、実は映画を観たからなのです。今から34年前の中森明菜の読売イーストでのライヴを4Kでリメークされたものが、ゴールデンウィーク中だけ(関東地区)映画館で上映されていました。2.500円と割高でしたが観に行ってきました。
コロナによる行動制限が無くなったゴールデンウィーク。スーパーマリオ他人気作品で映画館は大混雑の中、この上映は当時を懐かしむ私のようなおじさんおばさんのお客さんばかり80%位の入場でした。落ち着いて大いに楽しめました。
個人的意見ですが、今の芸能界は韓国等も含めアイドルをグループや集団で売り込み過ぎではないでしょうか。ピンで目立つ子が全く見当たらない。(私が歳を取ったからでもありますが)
CDの発売についても、握手券や販売店別の特典狙いで一人のお客さんが同じCDを大量買いして、握手券と得点を抜いたらCDは聞かずに中古CDショップにそそくさと送り込んでいる。
販売戦略の一つである事は理解するし、お客さんがアイドルを応援していることにはなるのでしょうがちょっと残念です。音楽を所有して楽しむというテーマでレコードを聴く事をお勧めしている私のブログからは遠い世界のようです。
ピンでの本当の女性アイドルで所有して歌声を聴こうと思うのは山口百恵、松田聖子、中森明菜、安室奈美恵くらいまででしょうか。。。
少し余計なことを書いてしまいました。
レコードはいいよ!